- 欧州・中東でデータセンター需要が急増、2030年に35GW規模へ
- YORK YVAMは水不要・最大40%省エネの次世代チラー
- ダブリンからドバイまで対応可能な一体設計
- 現地生産体制で迅速供給とサプライチェーン強化
- UPS・高速起動機能で重要システムの継続稼働を保証
ダブリンからドバイまで——ゼロ水消費・最大40%省エネの次世代チラーで、AI時代の持続可能なデータセンターを支える
AI、クラウド、そしてスマートシティの拡大がもたらすデータセンター需要の爆発的な増加に、ジョンソンコントロールズが応えます。同社の次世代冷却ソリューション「YORK® YVAM 空冷式磁気軸受チラー」が、欧州と中東市場での展開を本格化。高効率・高信頼性の冷却性能で、未来のデータインフラを支える中核技術として注目されています。
2024年時点で欧州には約1,200の専用データセンターが存在し、その需要は2030年までに10GWから35GWに拡大する見通し。一方、ドバイやリヤドのスマートシティ構想も後押しとなり、中東におけるAI由来のGDP寄与は2030年までに14%に達するとも予測されています。
YVAMチラーは、年間IT消費電力のわずか7~14%で稼働する省エネ性と、水を一切使わない設計が特徴。これはEUの持続可能性規制とも完全に整合し、環境負荷の低減と冷却の信頼性を両立します。加えて、現地製造体制の強化により、供給スピードとコストの最適化も実現しました。
また、統合UPSとクイックスタート機能により、わずか3分でフルロードへの復帰が可能。ミッションクリティカルなシステム運用にも安心の仕様となっています。
未来のAI社会を支えるインフラの心臓部として、YVAMはその実力を静かに証明しています。
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