2024年1月2日、ダンフォス社はENFORの地域エネルギー効率ソフトウェア事業を買収しました。この取引により、ダンフォスは人工知能(AI)を活用したエネルギー効率の最適化技術を世界中で展開し、都市の脱炭素化を進める予定です。
ダンフォスは、ENFORの地域エネルギーソフトウェアを取得し、ダンフォス・リーンヒート®という持続可能な暖房・冷房ソリューションの一部として世界市場に導入します。このソリューションは、最新技術、データ分析、AIを組み合わせて、地域エネルギーや建物のエネルギー消費を効率的に管理し、運用を改善します。
ENFORはデンマーク工科大学から生まれた革新的な企業で、エネルギー生産と需要の予測・最適化ソリューションを提供しています。ダンフォスの報告によると、EUと英国での需要側技術の展開により、2030年までに年間4000万トンのCO2削減が可能です。
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