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ジョンソンコントロールズ、脱炭素化を前倒し達成:2024年サステナビリティ報告書で明らかに

  • 2017年比でScope 1&2排出43.8%、Scope 3は27.1%削減を達成
  • R&Dの90%を気候対応技術に集中し、低炭素製品を強化
  • OpenBlueによる顧客のCO₂削減は2020年比で4倍に成長
  • アラバマやノルウェーでの事例で大幅な省エネ・コスト削減を実証
  • 今後は8億ドル超の削減効果と6万時間超の社会貢献活動を見込む

Scope 1&2排出量43.8%削減、Scope 3も27.1%減──AIとOpenBlueで進化する“カーボン・スマート”な建築ソリューション

ジョンソンコントロールズは2024年4月、最新のサステナビリティ報告書を発表し、建築環境の脱炭素化を6年前倒しで達成したことを明らかにしました。2017年比でScope 1とScope 2の温室効果ガス排出を43.8%削減、Scope 3も27.1%削減と、2030年目標をすでに超過達成しています。


気候を軸にした製品開発
R&D予算の90%を気候対応技術に集中投資。低炭素な建築ソリューションを次々と展開し、顧客のCO₂削減と運用コストの同時削減を実現しています。


OpenBlueが削減効果を4倍に
AIを活用した**スマートビルプラットフォーム「OpenBlue」**により、2020年比で排出削減量は4倍に増加。アラバマ州の医療施設やノルウェーのゼロエネルギー建築など、実証事例でも大幅な省エネ効果を記録しています。


経済効果と人材戦略の両立
CEOジョージ・オリバー氏は「気候行動がコスト削減・人材獲得・企業価値向上につながる時代」と述べ、持続可能性を“経営の柱”と位置づけています。


今後の見通しと地域貢献
顧客のエネルギー・コスト削減効果は8億4,000万ドル超と予測。従業員は累計61,000時間のボランティア活動やリーダー育成にも従事し、地域社会への貢献も拡大中です。

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