- OpenBlue導入で3年ROIは155%、わずか8か月で投資回収
- AIでエネルギー最大10%削減、チラー保守コスト67%カット
- 賃料プレミアム+7%で資産価値も向上
- FM:Systems統合で稼働率分析が直感的に
- 生成AI・自律制御など最新機能でスマートビル運用を革新
エネルギー削減10%、保守コスト67%削減、賃料プレミアム+7%──AI駆動型スマートビルプラットフォームの実力をForresterが実証
2025年4月、ジョンソンコントロールズ(NYSE: JCI)は、同社のAIスマートビルプラットフォーム「OpenBlue」が企業に対して3年間で155%の投資利益率(ROI)をもたらしたとするForrester Consultingの最新調査結果を発表しました。
このTotal Economic Impact™レポートは、OpenBlue導入企業が享受するコスト削減、効率化、そして収益向上を明確に数値化。リアルタイムデータとAIによる分析を活用した意思決定により、ビル運用の最適化とサステナビリティの両立が可能であることが示されました。
■ 主な成果とメリット(2022〜2024年の実績ベース):
- エネルギー消費最大10%削減
- 冷却機(チラー)メンテナンスコスト67%削減(約150万ドル節約)
- 賃料プレミアム+7%(不動産価値で3.2百万ドルの追加価値)
- 初期投資回収はわずか8か月で達成
さらに、FM:Systemsとの統合により、建物利用率や稼働率を視覚化。FMS:InsightsのAI分析機能により、自然言語での稼働率クエリなど、迅速で直感的な意思決定を可能にしています。
■ OpenBlueの最新機能:
- 生成AI搭載の自律制御:設備の自動調整・最適運転
- 直感的UX設計:操作性・可視性の向上
- 建物全体のリアルタイム分析とエネルギー最適化
ジョンソンコントロールズCDIO、ヴィジェイ・サンカラン氏は「OpenBlueはコスト削減だけでなく、サステナビリティ目標の達成にも貢献する戦略的基盤だ」と強調しています。