- AIとエネルギー効率の推進: Danfossは、Googleクラウドの生成AI機能を利用して、顧客体験を最適化し、内部作業プロセスを効率化し、組織全体の生産性を向上させる予定です。これには、情報の収集・提示、知識の自動化、製品説明の生成、eコマースでのチャットボットによるソリューション作成などが含まれます。
- データセンターの持続可能な冷却システム: Danfossは、データセンターの持続可能な冷却システムの実装にGoogleと協力しています。DanfossのTurbocor®コンプレッサーは、OEMパートナーによって適切に適用されると、高い信頼性と効率性を提供し、データセンターの暖房・冷却システムのエネルギー効率を向上させ、脱炭素化に貢献します。
- 余剰熱の再利用: Danfossの熱再利用モジュールにより、Googleはデータセンターで生じる熱を捕捉し、再利用することが可能になります。これにより、現場や隣接する商業・住宅ビル、コミュニティ、プロセスに熱が必要な産業に再生可能エネルギー源としての暖房を供給することができます。
この新しい合意は、2023年9月にデンマークのフレデリシアで発表されたNet Zero Innovation Hubの創設者である両社間の既存の協力関係に基づいています。Danfossとグーグルは、このより広範なパートナーシップにより、データセンターの緑化変革を加速する一歩を踏み出しています。
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Danfoss and Google enter into a strategic partnership on AI and energy efficiency
Danfoss, the Danish multinational engineering group to leverage generative AI with Google to transform customer experience and streamline internal processes.
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