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極寒でも快適な暮らしを実現へ――コープランドが新型コンプレッサー「YAW」「YAV」を発表
住宅から商業施設まで、電化による暖房の未来を切り拓く革新的プラットフォーム アメリカ・セントルイスに本社を置くコープランドは、2025年8月13日、新たに「YAW」と「YAV」という2つの可変速スクロールコンプレッサープラットフォームを発表しました。こ... -
米ロードアイランド州の水道水の3分の2からTFAを検出:新たなPFAS汚染の実態
2025年6月にアトランタで開催されたATMO Americaサミットで、米ロードアイランド大学の研究チームが州内の水道水から高濃度のTFA(トリフルオロ酢酸)を検出したことを発表しました。TFAは、冷媒ガス(f-gas)などの分解によって発生する超短鎖型PFAS(有... -
アメリカ合衆国における車内空気質規制と業界の対応
規制の不在と自主基準による米国の車内空気質改善の動き アメリカ合衆国では、車内空気質に関する連邦レベルでの明確な規制は存在しません。これに対して、自動車メーカーは主に自主基準に基づき車内の空気質を管理しています。米国の自動車規制は主に安全... -
AHRI(空調・暖房・冷凍協会)低GWP冷媒の業界横断評価プログラム始動
低GWP冷媒でHVACR業界の未来を切り拓く 米国バージニア州アーリントンに本部を置く空調・暖房・冷凍協会(AHRI)は、地球温暖化係数(GWP)が300未満の新しい冷媒を評価する「低GWP代替冷媒評価プログラム(Lower-GWP AREP)」を発表しました。 これは、エ... -
アメリカの家庭でTFAを検出:冷媒ガスの副産物が体内にまで入り込む
2023年、アメリカ・インディアナ州の家庭を対象にした研究で、冷媒ガスの副産物であるTFA(トリフルオロ酢酸)が、室内のほこり、水道水、血液、さらには尿からも検出されました。研究を行ったのはエモリー大学(アメリカ)と南方科技大学(中国)の研究者... -
Hussmann、次世代CO2冷凍ユニット「Protocol CO2」を発表
2025年6月、米国ミズーリ州ブリッジトンに本社を置くHussmann(ハスマン)社が、「Protocol CO2」という新たな冷凍ユニットを発表しました。これは同社の「Evolve Technologies」ポートフォリオに属する最新製品であり、天然冷媒CO2(R-744)を用いた画期... -
2025年~2028年、ASHRAEのグローバル戦略とその社会的インパクト
ASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)は、「人類に貢献する」ことを使命に掲げ、2025年から2028年にかけての戦略計画を発表しました。主な目的は、室内環境の質(IEQ)の向上と気候変動への対応を実現することであり、そのために標準の開発、利害関係者との連携... -
2025年4月の米国暖房・冷房機器出荷データ発表
米国冷暖房機器業界団体「AHRI(空調・暖房・冷蔵協会)」が2025年4月の機器出荷統計を発表しました。 米国の空調・暖房・冷蔵業界団体「AHRI(Air-Conditioning, Heating, and Refrigeration Institute)」は、2025年4月における主要機器の出荷台数を発表... -
米国EPA、FガスとTFAをPFAS定義から除外 一方カナダと複数州は包括規制を模索
米国環境保護庁(EPA)はFガスとTFAをPFASの定義から除外し、化学物質ごとに規制を判断。 カナダと米国の一部州(カリフォルニア、メイン州など)はOECD定義を採用し、PFASを包括的に規制。 今後、米国内での規制のばらつきが広がり、国際調和が課題となる... -
レノックスとアリストングループが北米で給湯器市場に参入:共同事業を発表
レノックスとアリストングループが北米向け住宅用給湯器で合弁事業を開始 製品は2026年から「レノックス」ブランドで販売 レノックスの流通網とアリストンの技術力を融合 合弁会社「Ariston Lennox Water Heating North America」を設立 アリストンが出資...