Heat Pump– category –
-
EVの冬場の航続距離を延ばすZFの「TherMaS」とプロパン冷媒
小型・高効率の熱マネジメントシステムがEV普及に新たな可能性 EVの普及を妨げてきた大きな課題の一つは、冬場に航続距離が大きく落ちることです。バッテリーの冷え込みや車内暖房による消費電力の増加が原因ですが、ZFはこの問題に正面から取り組みました... -
Panasonicと独tado°、次世代ヒートポンプ機能を共同開発
AQUAREA SyncとHydraulic Balancingが切り拓く、ヨーロッパ市場における新たなスタンダード ヨーロッパではすでに2,500万台以上のヒートポンプが導入されており、エネルギー価格の高騰や環境意識の高まりから、今後さらに普及が進むと予想されています。そ... -
環境規制と安全ニーズに応える――Haier MRV7 Sと冷媒管理
UL 60335-2-40, 最新の漏えい検知と制御技術で、快適性と安心を同時に届ける Haierは欧州市場向けに、新しいVRFシステム「MRV7 S」を発表しました。このシステムは環境負荷の低いR32冷媒(GWP=675)を採用し、EUの新しいF-Gas規制(573/2024)に対応する次... -
サムスン、AI住宅「Smart Modular Home」をIFA 2025で発表
照明から空調まで自動調整、暮らしを演出する次世代スマートホーム サムスン電子は欧州最大の家電展示会 IFA 2025 で、AIを搭載した次世代住宅モデル「Smart Modular Home」を発表しました。モジュール型の建築をベースに、AI家電やスマートホーム基盤の「... -
EVの冬の弱点を克服する?MAHLEが発表した新しいヒートポンプ技術
現在の冷媒(R1234yf)からプロパン冷媒(R290)へのスムーズな切り替え可能 電気自動車(EV)の最大の課題のひとつは、寒い季節になると航続距離が大きく落ちてしまうことです。ガソリン車やディーゼル車にはエンジンがあり、その廃熱を利用して車内を暖め... -
IFA 2025でMideaが示す空調の未来 ― AI、ヒートポンプ、そしてR290冷媒の可能性
省エネと快適性を両立し、環境規制にも対応するMideaの最新技術 ドイツ・ベルリンで開催されたIFA 2025で、世界的家電メーカーMideaは「Master Your Home」をテーマに最新製品を発表しました。500以上の特許を活用した展示は、生活空間をより効率的で快適... -
Thermo King、電動バス向けヒートポンプを発表
寒冷地でも快適な走行を実現し、電動バスの航続距離と環境性能を大幅に向上 2025年9月3日、Thermo King(親会社:Trane Technologies)は、同社の電動バス向け製品ライン「TE Series」に新たにヒートポンプを追加したと発表しました。今回の「TE Series He... -
Johnson Controlsの巨大ヒートポンプが始動へ
チューリッヒ15,000世帯に再生熱で“グリーン暖房” アイルランドに本社を置くJohnson Controlsは、2025年9月、スイス・チューリッヒ市の公共事業局「ERZ(Entsorgung & Recycling Zurich)」と連携し、都市全体に“再生可能な熱”を供給する革新的なヒー... -
ヨーロッパのHVACR業界団体 Euroventが警鐘――冷却こそが未来社会を支える
Eurovent が示す「持続可能な冷却戦略」の必要性とは ーロッパのHVACR業界団体 Eurovent は、冷却の重要性が過小評価されている現状に警鐘を鳴らしています。冷却は単なる快適性のための空調にとどまらず、エネルギー転換(Green transition)とデジタル社... -
イタリアAermec、R290プロパンヒートポンプを発表 ― 商業・産業向けHVACの新たな選択肢
持続可能な冷暖房需要に応えるPRM・PRGシリーズ、自然冷媒R290で超低GWPを実現 イタリアのHVACメーカー Aermec が、自然冷媒を使用した新しいヒートポンプを市場に投入しました。今回発表されたのは、PRM air cooled reversible modular heat pump と PRG ...