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米国、追加関税がHVAC部材や冷媒関連部品に与える影響
2025年夏、米商務省が関税を大幅引き上げ:HVAC業界にも直撃する新たな鉄鋼・アルミ政策 2025年6月、米国政府は鉄鋼とアルミ製品にかかる関税を25%から50%へ引き上げました。さらに8月には対象品目を大幅に拡大し、火災消火器、機械部品、特殊化学品、自動... -
Thermo King、電動バス向けヒートポンプを発表
寒冷地でも快適な走行を実現し、電動バスの航続距離と環境性能を大幅に向上 2025年9月3日、Thermo King(親会社:Trane Technologies)は、同社の電動バス向け製品ライン「TE Series」に新たにヒートポンプを追加したと発表しました。今回の「TE Series He... -
Johnson Controlsの巨大ヒートポンプが始動へ
チューリッヒ15,000世帯に再生熱で“グリーン暖房” アイルランドに本社を置くJohnson Controlsは、2025年9月、スイス・チューリッヒ市の公共事業局「ERZ(Entsorgung & Recycling Zurich)」と連携し、都市全体に“再生可能な熱”を供給する革新的なヒー... -
米「空気清浄機が出す“見えない汚染”に新しい測定方法が登場」
ウイルス対策や煙の除去に活躍する空気清浄機――でも、その副作用は?NISTが解決に乗り出す コロナ禍や山火事の影響で、家庭用の空気清浄機を使う人が急増しました。部屋の空気をキレイにしてくれるこの便利な機械ですが、実は一部の空気清浄機が新たな化学... -
FaradaIC Sensors、BoschやHoneywellに挑む ― ガスセンサー小型化で450万ユーロを調達
Techfundingnewsによると、ベルリンのスタートアップ FaradaIC Sensors は、ガスセンサー技術の小型化を進めるために 450万ユーロ(約7億円) を調達しました。従来の電気化学式ガスセンサーは「大きい」「高価」「寿命が短い」「電力消費が多い」といった... -
フィンランドVaisala、Quanterraを買収 ― 大気中の炭素の流れを見る
フィンランドに本社を置く Vaisala は、世界有数の計測技術メーカーとして知られています。気象観測機器や産業向けセンサーの分野で高いシェアを持ち、再生可能エネルギーやデータセンターの効率化など幅広い分野で利用されています。 一方、英国の Quante... -
LG、Octopus Energyと提携 ― 欧州のクリーンテック市場で存在感を強化
高効率ヒートポンプとAIエネルギープラットフォーム「Kraken」で持続可能な家庭用エネルギーを実現 韓国の LG Electronics (LG) は、英国のエネルギー大手 Octopus Energy Group と戦略的パートナーシップを結び、欧州におけるクリーンテック分野の展開を... -
Danfoss、中国に拠点を新設 ― 世界のグリーン移行をけん引する戦略投資
エネルギー効率と脱炭素の追求、中国市場での存在感をさらに拡大 世界中で脱炭素化の必要性が高まるなか、デンマークのエンジニアリング大手 Danfoss は2025年9月、中国・浙江省海盐において世界最大規模の新生産拠点「Haiyan Second Campus」を開設しまし... -
スウェーデンAdsorbi バイオ素材で空気を浄化、商業展開へ大きく前進
セルロース素材で空気を守る新時代、商業化への一歩 スウェーデンのスタートアップ Adsorbi は、2022年の創業以来、木材由来のセルロースを使った独自の空気浄化素材を開発し、すでに6カ国で実用化を進めてきました。そして2025年8月、同社は初のパイロッ... -
米「Clean Heat」で変わる未来――家庭から産業まで健康と気候を守る転換
ガスを燃やして部屋を温めたりお湯を沸かすのが当たり前だった時代から、いま世界はClean Heatへと大きく舵を切り始めています。Clean Heatとは、電気を使ったヒートポンプや電気温水器で熱をつくり、ガスを使わない新しい仕組みのことです。ガス配管の老...