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EU PFAS冷媒規制、EVは6.5年・内燃機は13.5年の猶予──EU新提案のポイント
欧州で進むPFAS(パーフルオロ・ポリフルオロアルキル化合物)規制の見直しにより、自動車の空調システムで使われるPFAS系冷媒の扱いに猶予期間が設けられました。EV(電動車)のモバイル空調(MAC)やヒートポンプについては、規制施行日(EiF)から18か... -
Carrier、WBCSDに加盟し持続可能な未来へのリーダーシップを強化
世界の産業界と連携し、環境負荷を減らす空調・エネルギーソリューションを推進 米国フロリダ州に本社を置くCarrier Global Corporation(Carrier)は、空調・冷凍分野で世界をリードする企業です。同社はこのたび、持続可能性を競争力の鍵とする企業が集... -
LG、大学との共同研究で空調の常識を変える
省エネと健康を両立する次世代空調技術が続々登場 LG Electronics(LG)は、エアコンや空気清浄機といった空調機器(HVAC)の分野で、世界中の大学と一緒に新しい技術を開発しています。背景には、地球温暖化対策やエネルギー価格の高騰といった課題があり... -
Danfoss、新型GSシリーズ冷媒ガスセンサーを発表―漏れ検知義務化
冷媒転換の時代に必須となるガス検知技術、過酷環境に耐える小型センサーで市場競争がさらに激化 2025年9月17日、Danfoss Sensing Solutionsは新しいDST GSシリーズ冷媒ガスセンサーを発表しました。今回の製品は、特許技術であるトップダウン反転構造を採... -
Percheron Capital、Enerviseを基盤にSolidaireを設立:全米HVACサービスの拡大を推進
製品メーカーとは異なる「サービス統合型プラットフォーム」として、商業用空調・エネルギー分野に新勢力 米国の投資会社 Percheron Capital は、オハイオ州シンシナティを拠点とする商業用空調サービス企業 Enervise を買収し、新たな全国規模のサービス... -
Hanon Systems、R744(CO2)冷媒を使った電動コンプレッサー生産100万台を突破
CO2冷媒でEV市場の環境対応と性能向上を実現 韓国の自動車用熱マネジメント大手Hanon Systemsは、R744(CO2)冷媒を使用した電動コンプレッサーの累計生産台数が100万台を突破したと発表しました。2024年1月に50万台を達成してからわずか1年半で倍増してお... -
米Hussmann、環境対応で注目!2025年「Hot New Products」賞を2製品で受賞
小売業界の省エネと売場効率を変える新技術 アメリカの冷凍・冷蔵機器メーカーHussmannが、業界誌CStore Decisionsの「Hot New Products」賞を2部門で受賞しました。対象となったのは、S-Series merchandiserとCO2 Outdoor Condensing Unit(OCU)の2製品... -
HVAC技術者不足問題に対し、CarrierがTechForceと新育成プログラムを始動
奨学金・トレーニング・表彰制度で全米の人材不足解消を後押し Carrier Global Corporationは、米国全体で深刻化するHVAC技術者不足に対応するため、TechForce Foundationとの新たなパートナーシップを発表しました。TechForceは自動車や航空など多分野の... -
Carrier、米国DOE認証を受けた初の10–14トン商用ルーフトップユニットを発表
高効率・高性能で商用ビルの運用コスト削減とエネルギー最適化を実現 Carrier Global Corporationは、米国エネルギー省(DOE)のCommercial Building HVAC Technology Challengeにおいて、10–14トン規模のルーフトップヒートポンプで初めてDOEの検証をクリ... -
空港を支える冷却技術 ― LG Chillerの取り組みと展望
世界の空港で進化を続ける冷却技術、その信頼性と未来への可能性 オフィスビルやショッピングモールで活躍するChillerは、実は空港でも欠かせない存在です。しかし空港は一日中休むことなく稼働し、旅客ターミナルや荷物エリア、制御室、商業施設まで多様...