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Trane、業界初の「デジタル対応サービス契約」をEMEA地域で開始
クラウドとIoTを活用し、HVACの保守を予防型へシフト 2025年9月、Traneが、EMEA地域(欧州・中東・アフリカ)で「Connected Mechanical Service Agreements(CMSA)」を発表しました。これは従来の現場対応中心の保守から一歩進み、クラウドベースの常時モ... -
Carrier、アジアで「QuantumLeap」AIデータセンター冷却
AI需要の急拡大に応える、液冷と空冷を組み合わせた統合型ソリューション 2025年10月、シンガポールで開催されるData Centre World Asiaで、Carrierが次世代の冷却ソリューション「QuantumLeap」を披露します。Carrierは、米国本社を持つCarrier Global Co... -
シンガポールNEA、新たなHFC規制案 ― GWP150以下の基準
冷媒回収義務とGWP制限で、機器・車両業界に大きな影響 シンガポールのNational Environment Agency(NEA)は、冷蔵・冷凍機器や車両のエアコンに広く使われているHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒に対して、新たな規制案を発表しました。HFCはオゾン... -
Carrier、AI搭載「Abound」アップグレードでスマートビル管理を進化
米国ジョージア州KennesawでCarrier Global Corporationは、ビル管理向けプラットフォーム「Abound Insights」の大幅なアップグレードを発表しました。新機能はAIを活用し、ビル運営者が設備を効率的に管理し、省エネや快適性向上を実現できるよう設計され... -
EUが目指すヒートポンプ6,000万台導入、EHPAが示す課題と展望
「Heat Pump Forum 2025」で語られたエネルギー安全保障と脱炭素への道 EHPA(European Heat Pump Association)が9月に開催した「Heat Pump Forum 2025」では、EUの2030年までに6,000万台のヒートポンプ導入という大きな目標に向け、加速の必要性が強調さ... -
Samsung、インドで「AI Home」を公開 ― IFAのHVAC発表に続くスマートホーム戦略
Samsungはインド・ムンバイで「AI Home: Future Living, Now」を公開しました。照明やエアコンが人の行動に合わせて自動で最適化され、冷蔵庫は食事を提案し、洗濯機は電力消費を最大70%削減するなど、家庭の日常に密着したAI体験を提示しました。Galaxy ... -
自然冷媒──アンモニア、CO₂、プロパンが支える冷却技術の選択肢
地球温暖化対策が急務となる中、冷凍空調の世界でも「自然冷媒」が改めて注目を集めている。フロン規制の強化に伴い、環境負荷の小さい冷媒への転換は産業界にとって避けられない課題だ。自然冷媒は決して新しい技術ではないが、それぞれに強みとリスクを... -
米Copelandのアンモニアヒートポンプ、Saputoの工場に採用
米Copelandは2025年9月23日、カナダの大手乳業Saputoのブリティッシュコロンビア州アボッツフォード工場で、Vilter VQ95 単軸スクリュー・産業用ヒートポンプ(冷媒:アンモニア)を採用することが決まったと発表した。既存の化石燃料ボイラを置き換え、年... -
Trane Technologies、AIで建物管理を刷新 ― 省エネと持続可能性の新時代へ
AI ControlとARIAがもたらす次世代のスマートビル運用 Trane Technologiesは、建物のエネルギー管理を大きく変える二つのAI技術を発表しました。「AI Control」は、天気予報や利用状況などのデータを解析し、空調設備を自動で最適化する仕組みです。これに... -
米Hussmann、新型Reach-In冷蔵ケースを発表 ― 環境に優しいR-290冷媒を採用
Microblock™技術で設置を簡単に、低GWP冷媒で規制にも対応 2025年9月、米国の冷蔵機器メーカーHussmann(Panasonic傘下)は、新型リーチイン型冷蔵ケース「RLN-A」と「RMN-A」を発表しました。この製品は、冷却装置をすべて上部にまとめた一体型設...