キャリア、商用冷凍事業をハイアールへ7億7,500万ドルで売却に合意

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合意の背景:
インテリジェントな気候・エネルギーソリューションのリーダーであるキャリア・グローバル・コーポレーションは、長年の合弁パートナーであるハイアールに対し、グローバル商用冷凍事業を約20億ドルの年金債務を含む総額7億7,500万ドルで売却することに合意した。

キャリア商用冷凍事業の概要:
キャリア・コマーシャル・リフリジェレーションは世界で4,000人以上を雇用し、欧州およびアジア太平洋地域に広範な販売・サービスネットワークを展開している。本取引には、輸送用冷凍を担う「Carrier Transicold」、サプライチェーン監視を手掛ける「Sensitech」、デジタルコールドチェーンプラットフォーム「Lynx」は含まれない。

戦略的意義と期待される成果:
キャリアの会長兼CEOであるデビッド・ギトリン氏は、商用冷凍事業からの撤退と競争激化を受け、同事業の将来成長に最適なパートナーとしてハイアールを選定したと述べた。さらに、この売却がキャリアの事業転換を進め、同社をスマート気候・エネルギーソリューションの世界的リーダーとしてより強固に位置付けると強調した。

ハイアールの視点:
ハイアール・スマートホームの会長兼CEOである李華剛氏は、キャリア商用冷凍事業を「世界的に高く評価される企業」であり、著名なブランド、最先端技術、経験豊富な従業員を有し、卓越した顧客ソリューションを提供していると称賛した。また、この買収によりハイアールは強固な商用冷凍プラットフォームを構築し、小売食品冷蔵やコールドストレージ分野での成長を加速できると述べた。

売却資金の使途と財務影響:
キャリアは本取引から5億ドル超の純収入を見込んでおり、これを負債削減に充てる予定である。レバレッジ比率がEBITDAの約2倍まで低下した後、同社は自社株買いを開始する計画だ。

クロージング時期:
本取引は慣例的なクロージング条件および規制当局の承認を前提としており、2024年後半に完了する見込みである。

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