富士通ゼネラル、パロマ・リームグループの完全子会社として新たなスタート

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日本発の空調産業が、新たな成長と持続可能な社会づくりへ大きく踏み出す。

2025年8月22日、東京(日本)株式会社パロマ・リームホールディングスは、公開買付け後の一連の手続きを完了し、株式会社富士通ゼネラル完全子会社化したと発表しました。富士通ゼネラルは2025年8月19日付で上場廃止となっています。

富士通ゼネラルは、主力の空調機事業に加え、情報通信システムや電子デバイス事業も展開してきました。また、パロマ・リーム傘下のリームとは、北米の空調事業において長年協業関係を築いています。

今後、富士通ゼネラルは、自社のヒートポンプやインバータ技術、そしてコンプレッサー・モーターといった基幹部品の開発・製造力を活かし、パロマ・リーム各社と補完的に協力しながら成長を目指します。これにより、国内外市場での競争力を高め、長期的には空調と給湯の技術融合を加速させ、脱炭素社会の実現に向けたイノベーションを創出する方針です。

商号や商標については当面現状を維持し、今後の変更は決定次第発表される予定です。

重要キーワード解説

  • 完全子会社(Wholly Owned Subsidiary):親会社が株式を100%保有し、完全に支配する会社。
  • ヒートポンプ技術(Heat Pump Technology):空気や水の熱を効率的に利用する仕組みで、省エネ・脱炭素の切り札とされる。
  • 脱炭素化(Decarbonization):CO2排出を削減し、再生可能エネルギーや効率技術で持続可能な社会を目指す取り組み。

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