米Copelandは2025年9月23日、カナダの大手乳業Saputoのブリティッシュコロンビア州アボッツフォード工場で、Vilter VQ95 単軸スクリュー・産業用ヒートポンプ(冷媒:アンモニア)を採用することが決まったと発表した。既存の化石燃料ボイラを置き換え、年間CO₂排出量を約40%削減する計画。熱出力は1.5MWで、約6か月以内のコミッショニングを予定。アンモニアはGWP(地球温暖化係数)ゼロでPFASフリーの自然冷媒であり、装置は高いCOP(性能係数)を掲げる。
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自然冷媒──アンモニア、CO₂、プロパンが支える冷却技術の選択肢 | HVACRPOST
地球温暖化対策が急務となる中、冷凍空調の世界でも「自然冷媒」が改めて注目を集めている。フロン規制の強化に伴い、環境負荷の小さい冷媒への転換は産業界にとって避けら…