- CarrierがArbor Day Foundationと提携し、2030年までに500万本の木を植樹へ
- 新たな企業理念「For the Air We Breathe, For the World We Share」を体現
- 都市の気温低減や大気・水質改善に貢献
- 従業員や顧客も初期植樹場所の選定に参加予定
- 局所的な都市林業活動も支援、地域貢献を強化
地球環境保護とエネルギー効率の向上を両立する、自然ベースの気候対策
Carrier Global Corporationは、世界最大の植樹団体「Arbor Day Foundation」と連携し、2030年までに500万本の木を植える計画を発表しました。この取り組みは、同社の新たな企業理念「For the Air We Breathe, For the World We Share(私たちの空気、私たちの地球のために)」を象徴するプロジェクトです。
今後5年間で毎年100万本を植樹し、空気の質の改善、酸素の生成、水質の浄化、そして脆弱な生態系の回復を支援します。初期の植樹場所の一つは、顧客や従業員の投票によって選定され、年内に発表される予定です。
また、大規模な森林再生に加え、極端な暑さへの対策として、従業員が住み働く地域での都市林業活動もサポートします。Arbor Day Foundationによれば、戦略的に植樹された木は都市の気温を最大10華氏(約5.5℃)下げる効果があり、Carrierはこれらの地域でのボランティア活動を通じて地域社会への貢献を図ります。
キーワード
- Arbor Day Foundation:世界最大の植樹活動団体で、森林再生と都市緑化を通じて気候変動と環境保護に取り組んでいる。
- 自然ベースのソリューション(Nature-based Solutions):自然の力を活用して、気候変動や生態系の問題に対処する取り組み。植樹はその一環。
- 都市林業:都市部での植樹・緑地整備を通じて、ヒートアイランド現象の緩和や住環境の改善を図る施策。